toggle
2017-05-29

インデックス投資について調べてみた①

全面改訂 ほったらかし投資術 (朝日新書)」を読んでインデックス投資について調べてみた。

運用プロセス

  1. 生活防衛資金と運用資金を分ける
  2. ネット証券に口座開設
  3. DCとNISAの口座開設
  4. リスク資産の投資額決定
  5. 「リスク資産」は内外の株式インデックスファンドを50%ずつ
  6. DCとNISAへの投資の考え方・注意点
  7. 「無リスク資産」運用の内訳
  8. モニタリングとメンテナンス

生活防衛資金と運用資金を分ける

著者の山崎さんは生活防衛資金は毎月の生活費の3カ月分くらい、水瀬さんは2年分くらい預金においておくことをすすめている。

ネット証券に口座開設

今はGMOクリック証券とカブドットコム証券の2つを開設していて、メインはGMOクリック証券を使っている。

著者の水瀬さんが各金融機関のインデックス投資関連商品とサービスを10年以上見てきた経験上、SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社を薦めている。

運用商品の数はGMOクリック証券はまだ少ないので、今後別の口座の開設も検討しよう。

SBI証券、楽天証券、マネックス証券は、海外ETF・株式を特定口座で売買できるようなので、使い勝手も良さそう。

ポイントサービスもあるネット証券もあるようだ。

リスク資産の投資額決定

運用するお金の中で、「リスク資産」を持つ「金額」を決める。この場合、リスク資産を「1年で投資額の3分の1くらいの大損をするかもしれないが、平均的には銀行預金よりも5%利回りが高く、幸運なら大損の確立と同じ確率で4割くらい儲かるかもしれないもの」だと思って、いくら買いたいかを決める。

今のところ個別株投資メインだが、今後インデックス投資を始めた場合、資金配分を考えよう。

インデックス投資は、資本主義経済全体が今後も発展していくという期待に賭ける投資法です。そこに納得できるのであれば、細かい投資タイミングを気にせず、長い目で見て少しずつ投資額を積み上げていくという「積み立て投資」はアリなのではないかと思います。

この本では、リスク資産は「国内株式」と「外国株式」としている。

「外国債券」は為替リスク、期待できるリターンが小さい、加えて先進国の債券の利回りの低下余地が小さいので、リスク資産の中に必要ないとの結論だそう。

「リスク資産」は内外の株式インデックスファンドを50%ずつ

比率については、「国内株式」と「外国株式」を「5:5」としました。これは、いったん投資して放置しておいて、「4:6」または「6:4」の範囲の中に入っていれば、調整しなくてもいいという「ほったらかし」的運用を可能にする方法とすることを優先して決めたものです。

この本が出版されたのが2015年6月。

この時におススメしていた銘柄2つが、国内株式が「MAXISトピックス上場投信」、外国株式が「ニッセイ外国株式インデックスファンド」。

(MAXISトピックス上場投信)

(ニッセイ外国株式インデックスファンド)

山崎さんは昨年の11月にヴァンガード・トータル・ワールド・ストックETF(日本株は8%程度)に投資しているとご自身のコラムで発表されている。

ちなみにヴァンガード・トータル・ワールド・ストックETFのチャートを見ると、上がっている。

ポートフォリオを見ると、米国株式が53%占めており、次いでヨーロッパが22%。

今は個別株投資が国内株式なので、インデックス投資はそれも加味して比率を考えよう。

「無リスク資産」運用の内訳

①しばらく動かさないが絶対に損したくないお金は「個人向け国債・変動金利10年満期型」

②頻繁に出し入れするお金は銀行の預金か証券会社のMRF(マネー・リザーブ・ファンド)に配分する。

③ただし、銀行預金は「1人で、1行当たり、1,000万円」までに。

景気が悪くなると企業の利益が減って株式のリターンは悪化し、金利が低下して債券が値上がりする傾向がある。

反対に景気が良くなると、企業の利益が増えて株価が上がりやすくなり、金利が上昇して既発の債権が値下がりするといった傾向がある。

よって債券を株式と組み合わせる意味合いが薄れるので、「現金」と「国内債券」を合わせて「無リスク資産」としたそうだ。

「外国債券」は、為替リスクを考えると期待リターンが低いので除外とのこと。

円安のメリットは「外国株式」「国内株式」で受けることはできるので、運用全体で考えると、円高のリスクを抱え込み過ぎない方がよいそうだ。

「外貨預金」は手数料が高く、円安になった時には儲けがより小さく、円高になった時の損はより大きいので、100%ダメな運用商品だと山崎さんは言っている。

「国債」は、原理的にいって銀行の預金よりも信用リスク的には安全で、常にベストではないかもしれないが、まあまあ我慢できる無難な運用商品とのこと。

モニタリングとメンテナンス

市場のチェックは、日本の株価(TOPIX、日経平均)、米ドル・円の為替レート、NYダウ、長期金利(10年国債の流通利回り)は前日の値との比較について10秒か20秒くらい「どうしてそうなったか?」と考えてみるとよいでしょうとのこと。

ポートフォリオのモニタリングは「気にしておく程度」で、大きな相場の変動があった時など2,3か月に一度くらい投資している商品の時価を見てくださいとのこと。

今回は長くなったので、「インデックス投資について調べてみた②」に続く。

関連記事